最後の1話を見るのを躊躇っていましたが、ようやくさきほど視聴を終えました。
基本的に、お涙頂戴というドラマは嫌いで、
号泣必須などという映画では、ほとんど泣けないという天の邪鬼な私ですが、
このドラマはよかったですねぇ＾＾。
まぁ、大好きなチェ・ミンスが主演ということも大きかったとは思いますが…。

最終話まで10キロ減量して臨んだという彼の演じるドゥスは、
仕事人間から家族愛に満ちた父親へ、そして病気と前向きに闘う患者と、
一人の男の役ながら、いろいろな面を見せるという難しい役どころ、
それをチェ・ミンスが見事に演じ切りました。
リアリティがあり過ぎて、自分の母を思い出し途中かなり辛かったですけどね。
彼が演じていなかったら、おそらく最後まで見ることはなかったかもしれません。
他のドラマではあまり見ることのない、優しい笑顔もステキでしたね。

もちろん不足した部分も多々ありました。
正直、最後まで長女クマ夫婦、次女のウナにはハマれませんでしたし、
ストーリーの展開にも、「あら？」と思うようなところもありましたが、
足りないところは、エラン役のイ・スンヨンと、ソナ役のシム・ヘジンが補っていたという感じで。
この二人の女優さんが、チェ・ミンスといい具合に噛み合って、
死にゆく男の物語という悲しい話を、より魅力的にしたという印象でした。

いずれ訪れるであろう自分の死に際ということも考えさせられましたね。
もちろん、現役バリバリのドゥスとはすでに立場が違いますけれど…。

とにかく、チェ・ミンスという俳優さんはスゴイです！
これからも彼の作品を熱く見つめていきたい！
そう思わせてくれる作品でした。

あまり上手く感想がかけないので、ニュース記事にあった画像を貼り付けておきます。

ずっと病気のことを隠し続けてきたドゥス…。
第8話で、エランを通してソナが知ることとなりましたが、
その後もずっと、病のことはドゥスとソナ二人だけの秘密のままでした。

ドゥスは必死で子供たちと心通わせようと努力を続けますが、
相変わらず親の思い通りにはならないクマ、ウナ、そしてドンハ…。
そして第14話、新薬の効果もなく余命4カ月となったところで、
ドゥスはその秘密をテピョンに打ち明けました。

静かに淡々と進んできたこのドラマの、ここがひとつの山場でしたね。
それにしても、まさかドゥスが自分の病のことを最初に打ち明けるのが
できの悪い婿のテピョンというのは意外でした。

そして、ここまでくれば皆の知るところになるのも時間の問題…。
15話、16話では、父の余命を二人の娘クマとウナが知る場面が登場、
もうここでは涙、涙でしたね…(´;д;｀)ｳｯ…

私自身も、高校2年17歳のときに、母が半年と余命宣告された経験があり、
もう40年以上も前のことで忘れていた悲しい記憶が蘇って、涙がとまりませんでした。
学校でも家でもただただ毎日泣いていましたから…。

予想されていたことですが、いよいよ切ない展開になってきました。
この先見るのが躊躇われるところですが、
何とか最後までチェ・ミンスの演技を見守りたいと思っています。


KNTVのあらすじを11話から16話までメモしておきます。
第11話

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ソナは、ドゥスに仕事を辞めて、病気のことを子供に打ち明けて
治療に専念するようにと言い聞かせるのだが、ドゥスはできないと言う。

ドゥスにもっと愛想よく振る舞うようにと言われたウナは、
スンジェの事務所に化粧品が入ったポーチを忘れてきたことを思い出し、
スンジェにバイク便で送ってくれるようにと頼む。

一方、毎日のようにドゥスに絞られるナヨンは、
友達に電話でドゥスのことを罵っているところを、ドゥスに聞かれてしまう。

何としてでもドゥスの病気を治したいソナは、エランを訪ねて行き、
薬草を煎じた生薬を捨ててしまった話をする。

そして、長い髪を切って入社の面接を受けるようにとドゥスに命じられていたテピョンは、
どうしても納得ができずに、ヤケ酒をしドゥスに盾突いてしまうのだが・・・。

第12話

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アドバイスを請おうとした患者が突然死んだと知ったソナ。
ドゥスの会社へ行き、ドゥスに今すぐ仕事を辞めるように説得しても、
ドゥスは平気だと言う。

そんな中、以前から親元を離れて暮らしたかったウナは、
ソナやドゥスに友達と一緒に暮らしたいと言うが、ソナに怒られてしまう。

そして、ドゥスが寝室に使っていた部屋に下宿人を入れると聞いたクマは、
その部屋をテピョンの勉強部屋にしたいと申し出るのだが、
ソナはテピョンに就職しろと言う。

ナヨンにいくらメールを送っても返事がなく、しびれを切らしたソンフンは、
ナヨンが所属する社会部にバラを送り、ナヨンの同僚たちに協力を求める。

ドンハは、大好きな歌手を見るためにナリと学校を早退してテレビ局へ行くと、
そこでドゥスと鉢合わせてしまう。

仕事から帰ったウナは、スンジェが自分の家にいることにショックを受けて、
そのまま荷物をまとめて家を出るのだが・・・。

第13話

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２回の抗がん剤治療から効果を得られなかったドゥスは、
ジェホに勧められて新薬治療を始める。
すると、今までの治療とは違ってめまいや吐き気がしない。

一方、ソナはエランから借りた靴を返しに行き、ドゥスの友達として
ドゥスの治療に協力したいとエランに言われるも、丁寧に断る。

そんな中、司法試験の勉強をする夫のテピョンを支えるクマは、
寝る間も惜しんで内職までする。
そんなクマを見たドゥスは、気楽に寝ているテピョンに怒りを爆発させる。
歌手になりたいドンハは、事務所との契約や進学をあきらめること言いだせないまま。

そんなドンハとは違って次女のウナは、
何度反対されても一人暮らしをしたいと、ドゥスやソナに主張を続ける。
何とか子供たちとの距離を縮めたいドゥスは、
局長から"愛してる"を日ごろから頻繁に言うようにとアドバイスをもらうのだが、
いざ言おうとするとどうしても恥ずかしくて言えない。

第14話

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結婚28周年目を迎えたドゥスは、ソナに初めて花束をプレゼントする。
子供たちは2人の結婚記念日を忘れていたが、
下宿人のスンジェが2人の結婚記念日を祝うためにケーキを買って帰る。　

そんな中、余命が４か月しかないと分かったドゥスは、会社に辞表を出す。
局長はドゥスがスカウトされたと誤解をしてしまう。
ウナは一緒に帰宅するために職場へ訪れたドゥスを男とのデートの場所へ連れて行く。

一方、飲み屋の女性従業員に目移りしたことがバレたテピョンは、
浮気はしていないと主張し、グマは離婚すると言い出す。

そして、体調を崩して寝坊してしまったナヨンは、
ドゥスに辞表を出せと言われ、今までため込んでいた不満をドゥスにぶつける。

ドゥスにいかなる治療も効果がない事実を受け入れられないソナは、
ドゥスを治療できる病院を探すのだが、どこからも治療は不可能だと言われてしまう。
残された時間を家族と大事に使いたいと思うドゥスは、テピョンに病気のことを打ち明け・・・。

第15話

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子供たちはドゥスの病気を知らないまま、
ドゥスの命令によって毎朝７時に全員で朝食を取ることになる。
しかし、クマやウナはそのことに対して不満をこぼすだけ…。
ドゥスの病気のことを知り、司法試験をあきらめ、就職すべきかどうか悩むテピョンは、
朝食の席でドゥスのかたを持つようになる。

一方、ナヨンが辞表を出してから会社に来なくなり、ドゥスはナヨンの家の前まで行き、
自分が消えるから会社に戻れと伝える。

そんな中、ドンハとの契約を急ぐレコード会社の社長は、
ドゥスに連絡を取り、契約の話を進めようとするのだが、
ドゥスは社長にもドンハにも歌手をさせるつもりはないと言う。

テピョンからドゥスの病気のことを聞いたクマは、
今までドゥスに寂しい思いをさせたことを後悔しながら泣き崩れる。

ドゥスは自分が死んだあと残された家族の生計のため、店を構え、
少しでもお金を残せるよう、昔お金を貸した友達の居場所を調べるはじめすのだが・・・。

第16話

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ドゥスにこれ以上の治療は無意味であることを痛感したソナは、
ドゥスと田舎で暮らすことを決心し、クマに家族の世話を頼む。

そして、ドゥスのために髪を短く切ることにしたテピョンは
クマと美容室へ向かうのだが、クマに止められてしまう。
一方、一人暮らしを反対され続けたウナハは、
置き手紙を残して家を出て行ってしまう。
歌手を夢見るドンハは、ドゥスに顔を叩かれて以来ドゥスとは顔を合わせない…。
そんなドンハにドゥスは顔を叩いたことを謝り、もう一度歌手はダメだと念を押す。

一方、ドゥスががんであることを知ったウナは、その日のうちに家に戻って。

そして、クマとテピョンは引き受けた内職をドゥスに見られる前に早く終わらせるために、
テピョンの勉強部屋でニンニクをむいていると、そこにドゥスが現れる。　

ついにドゥスと住めそうな山の中の家を見つけたソナは、
ドゥスをそこへ連れて行き、家を見せるのだが・・・。

ストーリー！

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テレビ局の熱血記者ドゥスは、妻ソナと子供たちに囲まれ幸せに暮らしていた。
そんなある日、ドゥスは血液のガンである多発性骨髄腫に冒されていることが判明する。
余命半年と宣告されたドゥスはバケットリストを作成し、
家族との美しい別れを準備することを決意する…。

予告編！


キャスト・人物相関図！
公式サイトとKNTVの相関図が違うので両方貼り付けておきます。




あらすじもKNTVのものを引用してまとめておきます(´∀｀笑)

第1話

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金持ちの御曹子たちに性的暴行を受け、女子大生が自殺する事件が発生する。
しかし、加害者が財閥であるため、どのテレビ局も報道を積極的に行わない。
そんな中、記者としての使命感が強いキム・ドゥスは、
２か月間事件を調べ、真相を報道しようとする。

一方、ドゥスの妻のヤン・ソナは、
ドゥスとのなれそめや40歳にして孫ができたエピソードをラジオ番組に送り、
演劇のチケットを商品としてもらう。

ドゥスの長女のグムハは、男勝りで人一倍正義感が強く、
女子高生たちにカツアゲされていた今の夫のテピョンを助けたことがきっかけで
出来ちゃった結婚をするのだが、テピョンは何年も働かずに司法試験の勉強をし、
グムハが娘と夫のために毎日働く。

次女のウンハは、やっとの思いでホテルに就職するも、
飲み物を運ぶ途中にク・スンジェにぶつかり、プールに落ちてしまう。

そんなある日、疲労感や腰の痛みが限界となり検査を受けたドゥスは、
自分が末期の多発性骨髄種であることを告げられる。


第2話

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癌で余命が半年しかないことが分かったドゥスは、
２０年間仕事一筋だった自分を変え、家族と触れあう時間を増やそうとするが、
何も知らない家族は、急に家族に関心を示すようになったドゥスの態度に疑問を持つ。

一方、仲間と設計事務所を経営しているク・スンジェは、
劇場のリフォームの発注を受けるために、クライアントである女社長に振り回される日々…。
ある日、仕事で訪れたホテルで働いていたウンハと出会うが、
ちょっとした誤解から、お互いに相手に悪印象を持つはめに。

何年も司法試験の受験のために働かない夫を支えるグムハは、
夫のテピョンの実家に金銭の援助をするためにお金をかき集めるのだが、
どうしてもお金が足りなくて加入していた保険を解約しようとするが、
その保険はすでに解約されていた。

そして、ドゥスを上司に持つナヨンは、ドゥスへの不満を母親のエランに話し、
エランはドゥスが初恋の人だったと打ち明ける。


第3話

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余命半年と知ったドゥスは、記者協会が与えるスクープ賞の受賞に行こうとせず、
何も知らない局長に正気を疑われる始末…。

ナヨンが取材した内容に中身がないと叱責し、新しいネタを探せと指示したドゥスは、
死を体験できる店があると聞きナヨンと取材に向かう。

友人の医師ジェホから、家族に癌のことを打ち明けるようにとジェホから言われ、
エランの店に行くドゥス…。


病気のことを打ち明けられ、どうしたらいいのか相談されたエランは、
すぐ打ち明けるようドゥスに言うが、ドゥスはどうしても妻のソナに病気のことを話せない。

ドゥスと出会ったころを思いながらお酒を飲むエラン、
そんなエランにナヨンはドゥスのことが嫌いだと言う。

一方、女社長にホテルの会員を続けてもらうために説得に向かったウンハは、
女社長のオフィスでスンジェが開ける扉にぶつかって
バッグの中にしまっていた下着を落としてしまう。
そんな二人を誤解する女社長にあわてる二人…。

自分の母親の法事に子供たちも参加させようとしたドゥスだが、
結局妻のソナと２人で行くことに。
久しぶりに会った父親は、海の事故で死んだドゥスの兄の悲しい思い出を話す。
さらに身体だけは大事にしろと言われ、自分の病気のことを告げられないドゥス…。


第4話

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検査結果が悪かったドゥスは、すぐに治療に専念すべきだとジェホに言われるが、
まだ気持ちの整理がつかないドゥスは、仕事があるからとそれに応じない。

飛び降り自殺を試みる現場を通りかかったナヨンは、当事者に直撃インタビューをし、
その映像をドゥスに見せるのだが、中身がないからとその場で却下されてしまう。
記者としての資質までケチをつけるドゥスに、ますます彼が嫌いになるナヨン。

一方、スンジェとウンハは、怒らせてしまった女社長の説得に向かうが、
すでにリモデリングの契約は他社と済まされていて、ホテルの会員も脱会した後だった。

ナヨンをきつく叱りすぎた思ったドゥスは、部下や局長、そしてナヨンも連れてカラオケに行くが、
泥酔したナヨンは、ドゥスに大嫌いだとからんでしまう。

ドゥスは飲み会のあと家族のためにチキンを買って帰るが、
子供たちからはまったく相手にしてもらえず、疎外される寂しさを痛感するドゥス…。
だがそれは、自分がこれまでずっと家族にしてきたことそのままだった。
一人寂しくギターを弾くドゥス…、子どもたちはそんな父に違和感を感じ、
妻のソナは、ドゥスが浮気をしているのではと疑いを抱くようになる。

一緒に観劇に行こうというドゥスの言葉に、結婚して初めてのデートと喜ぶセナ。
しかし、ちょうどその夜ドゥスの知人が事故で亡くなり、
ドゥスはソナとの約束の場所には行かず、友人の葬儀へ…。

突然の友人の死、悲しみにくれる家族の姿に、
暗い気持のままエランに会いに行くドゥス…。
エランは、元気のないドゥスを家まで送ってあげるが、
そんな二人を偶然ソナが目撃してしまう。

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ストーリーは何となくありきたりで、それほど興味を引くものではありませんが、
有能な記者でありながら、夫・父親としてはパッとしない中年男を、
チェ・ミンスが見事に演じていて、
それだけでも見ごたえがあるドラマという印象です。

強烈な個性が魅力と言われ、
ドラマや映画でもつねにインパクトのあるキャラを演じてきたチェ・ミンスですが、
こんな普通の男を演じているときのほうが、逆に彼の魅力が出ているように思えるのも、
やはり彼の特別な才能ということなのでしょうね。


ただ、彼と二人の中年女性以外の登場人物がそれほど魅力的でないのは残念ですね。
特にドゥスの娘たちがイマひとつ…(´ﾉω；`)
さらに、そこに絡む二人の男性パク・ジョンチョルとカンタにもどうにも好感が持てません。

ドゥスとエランの関係は、これまで今後を含め興味を引かれるものがありました。
もちろん、夫婦の愛情はそのまま…、
エランとは固い友情というのはそのままだと思いますけどね。
そんな二人の学生時代を演じる俳優さんは、もっと若い子役さんでもよかったかな＾＾。
回想シーンでももう少し感動が欲しかったようにも思いました。

とりあえず、チェ・ミンスメインで見ていればこの先も楽しめそうです(ﾉ∀`*)ﾝﾌﾌ♪